お出かけ手帳

誤字脱字病。書いては直す人生。

『ココニイルコト』

夜中にテレビでやってました。2001年の映画なんですね。2000年代のなのに「一昔前」感が出ていて感慨ぶかかった!

 
まあちょっと予定調和な感じもあるんだけど、それも含めてゆるーく見てました。
 
いいなと思ったのは堺雅人氏の若さと存在感ですね、やっぱり。このひと素敵だなーって素直に思った。ひょうひょうとしつつも、どこか孤独なかんじが大変魅力的でありました。調べたら実在のモデルがいてその人のことを書いたエッセイが原作っていうことで、「こんな人がいたよ!」っていうことが伝わればまあそれでいいよね。個人的にはもうまんぞくです。
 
生きてると嫌なとこもたくさんあるけど、きっとどこかで帳尻合わせみたいなことが起こってるかもよ、っていうメッセージがちょいちょい入っていて暗いんだけど重すぎない。
 
前田君(堺氏)みたいに何事にも一喜一憂せず、小さな嬉しいことを大切にっていう境地には、自分はまだまだ程遠いよ。でも彼も周りに気づかれないように、色々なものと戦っていたんだろうな。