お出かけ手帳

誤字脱字病。書いては直す人生。

鈴虫寺 願いごとは一つだけ

大阪、京都へいってきました。
友人が韓国から遊びに来てくれるというので、せっかくなので便乗遠征。楽しかったです。

スケジュールの関係で、ほぼ丸一日京都で時間ができました。
何をしようか。

そこで嵐山の先にある鈴虫寺のことをふと思い出し、行ってみました。ずっと気になってはいたけど、京都の中心部からはちょっと離れててなかなか行けなかったのです。

鈴虫寺はたぶん目玉がふたつあって、ひとつめは、その名の通り鈴虫が沢山いること。7000匹くらい飼育しているらしいです。あ、ちゃんとケースに入ってるので虫が苦手な人も心配ないです。

そして、ふたつめはとにかく願いが叶うらしいとのこと。

ご興味のある方は、各自詳しくお調べ頂きたいのですが、パワーがなんだか凄いと評判なのです。

京都駅からバスで1時間かけて寺まで行くと、もう少しで次の回が始まりますから、と待っている人達の列へ誘導されました。住職さんの説法を必ず聞く方式のようです。
平日だったのでそんなに待たなかったけど、土日祝は大挙して人が集まるので出来れば来ないでね、とのことw。さすが人気寺。

で、順番がきて参拝料500円をお支払いしてクーラーのきいたお寺の中へ入りました。鈴虫ケースがずらりと並び、凄い迫力というか、音量でした。お茶とお菓子も用意されてまして至れり尽くせり。ここから30分程住職さんのお話を伺います。

説法ではお寺の歴史、鈴虫について、など軽快な口調でお話してくださったのですが、いよいよ本題、お願いの願い方の説明。ちょっと変わってます。
ここのお地蔵さんは日本で唯一草履をはいているから、何度もお参りに来なくてもお地蔵さんのほうからやってきてくれる。だからまず住所と名前を言ってからお願い事をするように、とのこと。

そしてここが大事なのですが、願いごとは一つだけ。叶ったらお礼参りに来て、また別のお願い事をしてよし、というルールです。

願いごとは一つといえば、そう、まどマギじゃないか!

自分と向き合うために、目標を一つに定めるということは大事ですが、とにかくあんな怖い話を見たあとだったので、軽く震えました。。。

住職さん曰く、他人の不幸を願わないこと。分相応の願いをすること。自分だけの幸せを考えないこと。

うむ、そうだね、そうだよね。

一つだけしか叶わないならば、自分のためだけでもなく、誰かのためだけでもなく、自分の使命のようなことを果たせるように願うことがいちばんいいのかな。
いちいちまどマギのことを考えてしまう私なのでした。

結局、どんな宗教でも、物語でも、個人レベルでも、突き詰めると行く先は同じなのかもしれないね。

おはなしが終わるとお守り購入タイム、庭を廻って、お地蔵さんへ願掛け、終了と相成りました。

さて、願いはかなうのか!?
がんばろう。。。

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