お出かけ手帳

誤字脱字病。書いては直す人生。

『純と愛』 第6週 らぶすとーりー (中)

☆ネタバレしています☆

 
つづき!
 
直感と信念です
美しく仲直りをした2人。純は「一緒に大阪帰ろ」っと声を弾ませますが、愛くんに「だめです」と言われて肩透かしをくらいます。お兄さんの結婚式に出ろ、と。嫌がる純。
「式をぶっこわせってこと? 」
「いやそれも違くて。直感と信念です!」
 
今更だけど、愛くんの能力って何なのっていう問題なんですが、超能力っていうよりは、この「直感」が研ぎ澄まされ過ぎている状態なのかなって私は解釈しています。純くんの死に責任を感じたことで、人の気持ちに敏感になり過ぎた結果なんじゃないかと。もともと頭が良くて、察する力に長けた子だったと思うから。
じゃあ誠と謙次はなんで臭いと耳鳴りなのって話なんですけれど… 。
いずれにせよ、待田家のみなさんは純くんの死というショック状態が続いていて、その心的後遺症が、テレビドラマという枠組みの中で興味深く表現されているんだろうと感じています。
あんまりスーパーナチュラルな方向で取ると、話の流れが捉えずらいので、個人的な見解として一応ここに示しておきますね。ここまでちゃんと書いてなかった気がするから…。(もちろん色々な見方があるとおもうヨ!)
これに関連して、基本的にこのブログでは、愛くんの言っていることは物語上信じる方向で進めます。これも疑っていると、話の流れがブレると思うので…。まぁ正直わからないところもあるんだけど、よろしくね。

さて、話は戻って。
「愛くんも出るなら式に出る、家族にも紹介したいし」という純に、愛くんは「いいんですか、ぼくなんか紹介して」と相変わらずな姿勢。
すると純は愛くんの胸ぐらを掴み、
「 ぶっとばすよ二度とそんなこと言ったら」(笑) と、凄い迫力です。
「いまの私はどう見える?」
「いまのあなたは本当の狩野純です」
 
純ちゃんが復活したよ!
 
 
改めまして、初めまして
サザンアイランドの宴会場には明日の準備で狩野家の面々がそろっています。
純はさっきのけんかもありちょっと気まずそうですが、それでも愛くんを「付き合っている人」と紹介。
正は愛くんがずっと泊まってることに気づき、晴海もちゃんと挨拶してくれます。
 
ただ善行さんは娘の彼氏とわかるや否や「あの、おたくお仕事は?無職?高卒?え中退!」。この辺、この人は一貫してる(笑)。
 
「愛くんはなんでもできるんだから」の流れで、愛くんは歴代首相の名前言い出したり、謎のダンスを踊ったり、自己紹介は変な感じで終わります(笑)。剛が面白がって、やらせるんだもんw。愛くんも「極度に緊張した」とか言って妙な和みシーンとなりました。一回ここで、緩ませないと見ている方が疲れすぎるからかもしれないけど。
 
そのあと、お母ちゃんは愛さんも一緒にご飯でもと誘ってくれるけど、お父ちゃんがそれを許す訳もなく、純はサザンアイランドに泊まることに。あぁ家にも入れてもらえないんだよ。
 
 
夜、サザンアイランドのロビーで、純はこのホテルへの思いを愛くんに語ります。昔おじぃがお客さんをどれだけ笑顔にしていたか、そして今いかにお父ちゃんが金儲けにひた走っているか。大好きだったサザンアイランドが変わってしまったことを純は悲しみます。おじぃと一緒に聞くのが大好きだったジュークBOXも、何とか残っているものの、壊れてしまっています。
大事なものがなくなったのは全部あの親父のせい!
 
純はおじぃ時代のサザンアイランドに心救われてるから、この現状がとにかく許せないんだよなぁ。現実的に考えると、善行だけのせいってわけじゃないのだろうけど、善行のやりかたがとにかく嫌って思ってしまうのよ。純ちゃんはまだ子供で想いが真っ直ぐすぎるから。何でも単純に考えちゃう。
でも彼女はこれからちゃんと成長するし、いい意味で大人になっていきますからね。まだこのあたりは始まりにすぎないのっていうのが、いま見返すとよくわかる。
 
 
私があなたを幸せにしてあげるから
遂に結婚式が始まってしまいました。きれいなビーチでね、白いタキシードのもこみちがかっこいいです(笑)。
息子の晴れ姿を見て泣く善行。泣くんだね。お父ちゃんはこれが幸せって信じてるのねぇ。

さくさく式は進み、「もしこの結婚に異を唱えるものがあれば直ちに名乗りでよ」のコーナー(?)になってしまいます。
純はいても立ってもいられない。愛くんもそれを読んで、「純さんがいいなら名乗り出れば」と背中を押す。心決めた純が立ち上がろうとすると…。
 
異議あり!」
後方から、叫ぶ女性の声。
意義を唱えたのは、純ではなくマリアさんでした。バージンロードのスタート地点でひとり仁王立ち。
 
「正、私とと結婚して。あなたは父親なの、この子の。家族3人で一緒に暮らそう。」そしてこう続けます。
私があなたを幸せにしてあげるから
このマリアさん、本当に素晴らしいです。一世一代な感じ。ただ真っ直ぐに、涙ながらに、一生懸命に、気持ちを伝えようとする姿。見る度に心打たれて泣いてしまうよ。

自分が幸せになれるかどうかじゃない、私が正を幸せにしてあげたいんだっていうこのマリアの決意。かっこいいです。これ言われたら、男の人みんなついて来るんじゃないかね(笑)。
 
マリアを演じる高橋メアリージュンさんは確か、この作品が本格的なお芝居初めてって聞いたんですが、本当に素晴らしいですよ。出てきた瞬間からマリアさんだったもん。ずっとずっと素晴らしいって思ってたけど、やっぱりそれを書くのはこのシーンじゃないかなと思って、讃えるのを我慢していたよ(笑)。
純と愛』はお話もいいけど、高橋さんに限らず役者さん達のお芝居が見どころです。だから、これからもウザい位に役者さん達を称賛してしまうと思うよ。
 
話は戻って。純も立ち上がり、マリアを応援。正に向かって叫ぶ。
「お兄ちゃんほっといていいの?マリアさんのことまだ好きなんでしょ!あんたの名前は正でしょ!今くらい正しいことしろ、ただし!」
 
正はゆっくりバージンロードを逆戻り。マリアにこう言います。
「マリアのネックレスが曲がってるんだ。俺が直さなきゃ」
 
お兄ちゃんらしい返事です。
マリアさんはネックレスがいつも曲がってて、正が直してあげるシーンが以前ありました。彼女はとてもしっかり者だけど「この世に不完全な人間しかいない」から、やっぱり支えが必要なんです。曲がったネックレスはそれをずっと表していたんですよね。
 
そして、逃げる二人。たくさんの参列者を残して。
 
お父ちゃんはパニックです。苦し紛れに「お兄ちゃんを呼び捨てにするなー」とか純に言うのが面白かった(笑)。お母ちゃんは剛になんとかしてって頼むけど、この子がそんなことするわけないよw。
 
純はとっても嬉しそう。「ラブストーリーだわ、まるで!」とか思ってね。
愛くんも微笑んでいます。
 

とはいえ、呑気に喜んでるわけにもいかず、大パニックのなか、総出で二人を探す狩野家。
 
すると逃亡中の正とマリアから純に電話がかかります。
「純、ありがとな。マリアも言ってたぞ、お前のおかげで勇気が出たって」
いつも妹を煙たがっていた兄が、心からの感謝を伝えます。純はますます嬉しそう。
すると、これからも応援してくれるよな、あとはよろしく、と言う正。
そういうところが、いいかげんなんだよ(笑)。
 
正がもっと早くに男気みせてたら、こんな大騒動になってないんだから、反省してもらいたいぐらいだよ、全く。マリアさんもさ。純は最初からずーっと2人を応援していたよ。
でも、ここまで追いつめられないと、人は大事なものを掴めないのも、なんだかわかる。追いつめられても勇気がなければダメだし。生きるって大変…。
ひとつひとつの選択が人生を決めてるんだなぁって、このカップルを見ると改めて思い知らされます。
 
 
やばい、終わらない!
次でこそ、この週締めます汗。

 

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