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お出かけ手帳

誤字脱字病。書いては直す人生。

『純と愛』 第7週 けっこんしようよ

純と愛 テレビドラマ

☆ネタバレしています☆


 7週目!今週から物語はちょっと落ち着きまして、朝ドラに求められているある種のお務めを果たそうとする数週間になるのかしら。楽しいよ!
 
 
ふたりっきりなんかじゃない
先週のさいご、結婚をすることを決めた純と愛くん。
心は決まったものの、現実的な準備や手続き何もかもこれからです。決めなきゃいけないことが山盛り。決めるだけじゃない。新居、指輪、結婚式。普通にいったら、結婚って凄く物入りなんですね。愛くんは働いていないし、純だけの収入だけでは生活すら危うい。
2人とも親に勘当されているし、友人もいない。婚姻届を出すにも証人すら一から探さなきゃいない。
厳しい現実が二人にのしかかります。
「甘い新婚生活できると思ったのにな…」とちょっとしょげる純。
「しましょ!満喫しましょう!」愛くんは自分の願望も兼ねて(笑)励ます。

でも2人がまるっきり社会から隔絶しているかというと、違うんですね。協力者が少しずつ出てくる。
 
その筆頭は、愛くんの妹・誠ちゃんです。先週も、愛くんと純の間を取り持つメッセンジャーとなってくれましたね。今週は初っ端から純のアパートに転がり込み、甘い新婚生活を阻む一因になったりもするけれど(笑)、婚姻届の証人になってくれるし、何より2人に対していい意味で厳しくなってくれる。苗字をどっちのにするか決められなくて、婚姻届を出せない二人に「あんたら逃げてんねん、逃げてんねん!」ってハッパかけてくれたり。純と愛くんにとってすごく大事な人物です。誠も色々心細い境遇だから、二人を実は頼りにしてるよ。お兄ちゃんはもちろん、純は裏表がないから、一緒にいてもマスクなしでリラックスできるしね。
 
 あとは何と言っても、今週はオオサキ社長ですよね。
「シャチョウ、結婚するの(笑)?」と大ウケしながら、婚姻届の証人になってくれる。思えば、オオサキに入れたのも、なんだかんだで今のところ辞めずに済んでいるのも、この人のお陰です。その上、証人どころか純の結婚式までさせてあげちゃうんだから、よっぽど純のことを気に入ってるよ。
やっぱりこの人はお坊ちゃんだし、何よりロマンチストなんですよね。純みたいな元気でロマンに溢れた子が大好きなのよ。
 
更に、剛も純の家に転がり込んでくるし、ちょっとずつ2人の周りは賑やかになっていきます。
 
純が前に「世界にはたくさんの人がいて、共に生きていかなきゃいけない」という趣旨のことを愛くんに言ったけど、結婚することによって社会性が増すっていうのはあると思う。これは2人にとって凄くいいことですよね。 
 
 
ブライダルへ異動
今週、純はベルガールからブライダル部門へ異動になりました。
宿泊部長は嬉しそう(笑)。新しい部長は、あのくしゃみの音量が大きいおじさんです。純が来てこっちは露骨にいやそう(笑)。
そして桐野富士子さんにかわって、池内音子さん( 飯島順子)という大迫力の先輩が!飯島さんはカーネーションやマッサンにも出ていらっしゃいますね。大好きだ。
 
結婚と同時にブライダルへ異動っていうのは、いかにも都合いい感じが否めないけど(笑)、このドラマはとにかく伝えたいことがまずあって、そのために物事を肉付けいく側面が非常に強い。強引だったり、ストレートすぎることを厭わない。純ちゃんみたいな性格のドラマなんですよね。
純がブライダルに行くっていうことは、これから物語は結婚について色々考えるからね!っていう、わかりやすい人事異動。
 
 
結婚ってなんだろうね
というわけで早速、今週はまさにこの「結婚って何だろう」っていうことを改めて考えます。
純と愛くんは、一緒にずっといよう=結婚しようっていう単純明快な理由で一気に話を決めちゃったけど、そもそも結婚するって一体どういうことなのか。境遇が近いカップルを通じて、純と愛くんは自分たちを客観視する機会を得ます。
 
純が初めて担当する花嫁さんは、やたらと式を急いでいて、新郎は彼女に言われるがまま。っというかこの男結婚する気あるの?って感じ。
まぁいつものごとく、純は「変だ、変だ」って言い始めるわけですよ。池内さんは「お客様のプライバシー」だから首突っ込むな、って怒るんだけど、やっぱり気になっちゃう。

そうしていく内に、実は花嫁さんには別に結婚したいと思っていた彼氏がいたんだけれど、父親に反対されたもんだから、ヤケになって好きでもない人と結婚しようとしていることがわかってくる。

彼女のお父さんは事業をしていて、しかも男手ひとつで娘を育ててきた。いい婿養子をもらって娘を幸せにしたいって思ってたんですね。

でも彼女が本当に結婚したかった男は、小説家志望のフリーターで体も弱く、彼女のお父さんから別れるための手切れ金までもらっちゃった。

そんなことがあり、花嫁さんは完全にグレてしまったんですね。
 
でも純からしたら、好きじゃない人と結婚するっていうことが、全く理解できないわけです。なんで好きな人と別れるのか。元の彼はそれでいいのか。
 
純は愛くんにこう呟きます。
結婚ってなんだろうって思っちゃうわよね。結婚ってもっとシンプルでロマンチックなものじゃないのかね。
 
純は愛くんとずっと一緒にいたい、っていうだけで結婚しようとしているし、正たちの為にあれだけ頑張ったのも、好きな人同士は結ばれるべきだっていう強い信念があるからです。今回のお客さんにもやっぱり同じことを願ってしまいます。
 

自分らしいサービスをしたらいい、と愛くんに背中を押され、元来の「お節介」を再開させる純。
最初は花嫁さんに滅茶苦茶嫌われたりしながらも(笑)、愛くんの能力にも助けられ、純はお節介につぐお節介をしまくり、好きな人同士を引き戻すことができました。お父さんも最終的には、娘を祝福する。
純は自分らしいやり方で、お客さんを笑顔にすることができました。よかった、よかった。
くしゃみ部長からは怒られたけど(笑)。でも、純にとってそんなことは、どうでもいいんです。お客さんが笑顔なら。
 
愛くんにも「色々助けてくれてありがとう」って素直にすぐ言う。純のこういうところ、凄くいいよなぁ。

 
結婚への覚悟と父の想い
花嫁さんのお父さんは、元彼との結婚を反対したけど、定職がないとか身体が弱い、っていうことだけが理由ではありませんでした。
それは彼が「娘を幸せにできるのか」という父親の問いに、答えることができなかったからです。彼は自分に自信がないんですね。大事な人と生きていく勇気がない。
 
純は二人を復縁させるために奮闘し、愛くんまで一緒にカップルを勇気づけます。愛くんは「自分なんか」ってずっと思ってた人ですからね。弱気になる彼の気持ちも分かる。
でも色々ある自分たちも結婚するんだから、きっと大丈夫だよ。純さんはそんな自分を勇気づける言葉をたくさんくれたよって愛くんは言うんです(この勇気づける言葉が、水野さんから聞いたトルストイ格言って言うのが皮肉。でもみんなどこかでつながってるのよ)。この世には不完全な男と不完全な女しかいない。私の愛があなたをつくり、あなたの愛が私をつくる。
この言葉を実践する2人の姿が、カップルを復縁へと導きます。
 
 一方、元サヤカップルの結婚式が決まってなお反対する父親に対しても、純は諦めずに説得を続ける。いい式になるから、絶対にお父さんは出るべきだと。
 
そこで父親が純に語り出すのは、娘が生まれてどんなに幸せだったか、そして娘を絶対に不幸に決してしないと誓ってきたか、ということでした。今まで恐い顔しか見せなかったお父さんが、娘への想いを切々と語るんですね。娘が大事だからこそ、結婚を反対する。

純が思い出すのは善行のことです。迷子になった動物園。お父ちゃんはやっぱり私のことを愛してくれていたんだろうか。

純は自分も結婚するが、父に勘当されていること、きっと自分の父親も同じ気持ちであろう、と告白します。
でも…と純は更に続ける。
結婚って幸せになるためにするものではなくて、もしかして、この人となら不幸になってもいいと思える人とするものなんじゃないかって…いま思いました。

 いい言葉だなぁ。

本当に結婚について色々考えさせられる週だわ。

 

結婚式は誰のもの?

結局このお父さんは結婚式当日まで粘りに粘って、やっとのことで結婚を認めます。純のように親子絶縁の危機にまで瀕したところで言った、新郎の言葉がきっかけでした。(愛くんに今思ってることを言ってと言われたからなんですが)

 

 「やめよう結婚式。やっぱりお義父さんが出ない式なんてやっちゃダメだ。全部俺が悪いんだから。認めてもらうまで頑張るから。お義父さんに許してもらってから結婚しよう。どんなことがあっても絶対逃げないから俺」 

 

結婚式って結局、夫婦としてこれから生きていく覚悟を親にみせるためのものであり、親にとってはそんな子供とその伴侶を認めるための儀式なんですよね。夫婦となる2人だけじゃなく、親とも認め合うためのもの。子供を手放すのもまた、親にとって大きな試練なのです。愛情があればあるほど。

 

新郎が言った言葉には、結婚への覚悟とお義父さんを大切に想う気持ちがよく表れています。だからこそ、父親は二人の結婚式を続行させたのです。祝福する気持ちになったのです。

結婚はふたりでするもの。でもやっぱり、それだけじゃない。だって親がいなければ、今ある自分はいないのだから。

難しいなぁ。

 

 

純と愛』にみるフード理論

ちょっと話は脱線になりますが、福田里香さんというお菓子研究家の方が「フード理論」という面白い法則を提唱しています。物語において、キャラクターの性格、役割、機微などを食べ物という装置を通じて表している、というもの。以前宇多丸さんのラジオにお出になってて知ったんですが、すごく興味深かった。本も出されてますね。

細かくは色々あるんですが、まずはフード三原則という基本を見てみます。

 

フード三原則
1 善人は、フードをうまそうに食べる
2 正体不明者は、フードを食べない
3 悪人は、フードを祖末に扱う

 

これでいくと純ちゃんは完全に善人です(笑)。孤独のどん底にいても豚まんを涙目で美味しいそうに食べていた子だよ。

愛くんの料理も、いつも「美味しい美味しい」って食べますね。男女の食事は性的な暗喩として使われることも多いので、「愛くんのクリームシチューじゃなきゃダメ」とか思い出すと、なんか照れてしまうね(笑)。

 

まあそれだけじゃなくても、一緒に美味しくごはんを食べるって親しい証拠です。仲間とか、家族とか。

 『 純と愛』は家族が物語の核なのに、楽しい一家団欒の食卓シーンってほとんどないんです。必ず誰か欠けるか揉めてる。フード理論にすごく沿った描写です。先週分でも純と愛くんは狩野家で食事をさせてもらえなかったし。

 

 今週の狩野家は、正の駆け落ちで善行さんが荒れてまして、しかも愛くんが暴露した晴海の本性のこともあり、お母ちゃんがお酌しようとしても拒絶。

俺のこと愛してるって言えるか、借金どうしよ、とかグチグチやった挙句に「お前はどうしてあんなロクでもない子しか産んでくれんねん」と暴言を吐く。さすがににテーブルをドン!と叩き怒りを表す晴海。そんなお母ちゃん、一応お父ちゃんの前でフードを食べています…。
 
待田家に至っては、食事シーン自体まだないです。(と思う)
 
純の家では愛くんの料理を誠と剛も一緒に美味しく食べていますから、仲間感が一層出ています。正の家では、正がマリアの分までパスタかなんか作ってましたね。(これは、もこみちだからw?)
 
 
で、なぜフード理論を持ち出したのかというと、桐野さんですよ!
今週、初担当のカップルの対応に悩む純の前でウイダーインゼリー的なものを食べていたんですよ!
フード三原則の2番目「正体不明者はフードを食べない」とあります。桐野さんは何でも出来過ぎる謎の女性。その桐野さんがフードを!!
 
せっかく相談してみても「好きになさい。あなたはもう私の直属の部下ではないし」と言われ、純はちょっと寂しく感じるんですが、あの正体不明の桐野さんがフードを食べる姿を見せてますからね。フード理論からいくと、純に心を見せ始めているということですよね。しかもエナジーゼリーっていうのが、絶妙すぎる。これから桐野さんも少しずつ動き出しますのでね。富士子ファンとしてはたまらんです。
 
これが書きたくて、長々とフード理論を引用させて頂きました(笑)。
 
あ、でも、料理や食事はこれからも大きな役割を担うので、福田さんのフード理論的観点からこのドラマを見ていくのも凄く面白いです。
 
 
純と愛の結婚式
初めて手掛けた結婚式が成功し、オオサキ社長から「自分もやりたくなったんじゃないの?」って言われても「うちの親は絶対来ない(だから式はやらない)」とつっぱねる純。お金もないしね。でも、ドレスを着たいっていう乙女心も実はあったりして、本当は複雑なのよね。

 

それを見かねたオオサキ社長は、持ち前の金と権力でw純たちのためにひと肌ぬぎます。 まぁ「模擬結婚式のあとに、ちゃちゃっとやってあげてよ」って、思いきり桐野さん頼りではあるんですが…。

 

誠や剛も背中を押し、純と愛くんはお言葉に甘えて結婚式をやることに。

 

あぁ純ちゃんのドレス姿、感慨深いよ。愛くんは着せられてる感があるけど(笑)、それはそれでいい。

 

控え室で、純は「(式に)人来るけど大丈夫?」と愛くんを心配し、愛くんは純のために「頑張ります 。一生に一度のことだから」って安心させようとする。なんつっても純が綺麗だからねぇ。いいカップルになりました。

  

会場の準備も整い、オオサキさんとバージンロードをさあ行くぞ、というとろで、なんと来るはずのない両家両親が鉢合わせします。みんなびっくりw。これもオオサキ社長のはからいでした。金と権力を使ってだまし討ちをさせたわけです。

 

この週、純も担当のお客さんを復縁させるためにだまし討ちをしてますね。必ずどこかに伏線&繰り返す遊川脚本。

オオサキさんは「本当は両親に出て欲しいと思ってるはず」と純の気持ちを察して勝手に呼んじゃった。純と同じ行動にでたんですね。

 

もちろん、鉢合わせで一気に揉め出す一同。純は結婚することすら親に言ってないし(愛くんの方は誠が親にバラした)。善行も多恵子も怒って、帰ると言い出す。善行と多恵子は出会った瞬間から相性超悪い(笑)。

でも善行には融資(お父ちゃんはお金のために来たのかよ)、多恵子には最近の総支配人となんか企んでること知ってんぞってことを理由に、無理やり出席させようとする社長。

流石、金と権力を持つ男!

余りにしっちゃかめっちゃかなので、桐野さんのは両家を別室に移動させます。

 

親の愛をこえられるか

ついに一同に会することになった狩野家と待田家の人々。正&マリアも来て本当に全員集合です。考えたら、これ最初で最後の集合です。そうだったんだなぁ…。やっぱり結婚式はしたほうがいいね。

「TPO的にどうかと思うけど」と正たちも結婚を報告(笑)。

 

ここで話されるのは相手の親の愛を超えられるのかっていうこと。超えると誓えるほど、相手を想っているかということです。純が担当したあのカップルがしたように、純と愛くんもその気持ちを相手の親に伝える時がきたんですね。

超重々しい空気の中、「要点を整理しましょう!」多恵子は法廷さながらに純と愛くん、特に純を糾弾する。

人を騙して来させるなんて、なんたること。こんな結婚、祝福するつもりは一切ない。いずれ自分たちの下らぬ夢に気づくから。あなたたちの未来は暗い。いえ、未来なんてない!

分かったら、いとしのために別れなさい。あなたのせいでこの子の一生台無しにする気?ホテルの社長になるとか言ってるけど、あなたには絶対無理。

でも純は負けません。 

要点を整理しますと…私は愛くんを愛していますから、何があっても別れる気はありません。愛くんの一生を台無しにしたら、お義母さんより私のほうがずっとつらいのでそんなこと命をかけてもさせません。このホテルの社長になれるかわからないですけど理想と希望だけはもち続けます。そのくらいの権利はあると思うので。と、今決めました。 以上です!

 

善行も黙ってはいません。

愛くんに「今日のおれの本性いうてみ!…いや、いわんでもええ」。お父ちゃんは学んでいます(笑)

こないだ言ったことは前言訂正せい!怒りのあまり純を突き飛ばすお父ちゃん。

「こないだ言ったはずです。僕のことはどんな風に言ってもらっても構いませんけど、純さんを傷つけるのだけは許さないって」 

「殴るんか?親を殴るんか?」愛くんの本気ボイスに、善行さんちょっとビビります。

 「お前な、この娘と一緒になることがどういうことかわかってんのか?こいつは人一倍思い込みの強い奴や。これから先もずーと色んな方にご迷惑をかける。

おい自縄自縛という言葉を知ってるか、自分で自分のことを縄で縛って、そう言ったこと、やったことでどんどん身動きが取れんようになる。そして悶え苦しむんや。おまえ、そのことわかっててこいつと所帯をもつんやな!」

善行は、これでもかっていうほど純の性格を理解している。っていうかこの性格、善行さんとそっくりじゃないか。

「何があっても僕が純さんを守りますから!」と愛くん。

でもそんな言葉で心が動く善行ではありません。「お前みたいなもんが、どうやってうちの娘守んねん!言うてみ!言うてみ!」と物凄い剣幕で問いただす。

これを聞いて、純は動物園で迷子になったことをまた思い出します。純はやっぱりお父ちゃんに愛されてるんだよ。善行は純が大好きなの。それが素直に言えないって、なんて切ないんだろうね。

愛くんは力強く言い返します。

純のために、美味しい料理を作り、 マッサージもする。愚痴を聞いて、歌って踊って、もうなんだってする。太陽にだって扇風機にだってなる。

 宣言は更に続きます。

 僕の夢は純さんの夢が叶うことと、それといつかお父さんに認めてもらうことです…と最後のはたった今決めました。以上です!

善行と多恵子以外にはみんな笑みがこぼれます。いつも静かな愛くんが、これだけ言ってくれるなんて万々歳だよ。

2人の宣言を善行と多恵子が受け入れる訳もなく、帰るだなんだってやってるうちに、家出中の誠や剛との親子ケンカまで始まり大乱闘の場となる別室…。

もちろん、そこにフードはありません(笑)。

 

マリアさんが「ドラマで、家族もめたとき赤ちゃん産まれて仲直りしたの見た。カモンベイビー!」とか言って、無理やり赤ちゃん産もうとしてるのが超面白かったな~(笑)

 

最後はめちゃくちゃになっちゃったけど、純も愛くんもちゃんと気持ちを自分の言葉で家族に伝えることができました。これから一緒に生きていく覚悟、助け合っていく決心を表明した。それだけでも素晴らしいよ。

それぞれの親に認めてもらうのは、これからの宿題だね。


愛くんから見たところでいう「怪獣大決戦」状態のなか、純と愛くんは残ってる懸案事項をさくさく話し合います。

お互いの呼び方は今まで通り。結婚指輪は高くて買えないから、かわりに宮古で拾ってきたIとJのサンゴでネックレス。 純ちゃんは嬉しそう。

「結局愛くんに全部決めてもらったね」

「純さんはもっと大きなことを決めてください。これから僕たちが人生の岐路に立った時、どうするかを決めるのは全部純さんです。僕はそれに従います。」

今週、結婚は人生の大きな岐路だっていうフレーズが出てくるけど(これもまた水野さん発信なのが切ない笑)、結婚したあとも人生の岐路は何度も訪れるんですよね。

「わかった 」と純。揉み合う親族をよそに2人は手を固く握ります。

 

待田純として生きていく 

証人を見つけても、なかなか婚姻届をだせなかった純と愛くん。苗字をどちらにするか決められなかったからです。純は愛くんの亡くなった弟の名前でもあり、気安く同姓同名は名乗れない…。

 結婚式を経て、純は自分が待田姓を名乗ることを決意します。「これからは待田純として幸せになりたいから。いいよね?」

「もちろん」愛くんは嬉しそうです。

純くんの死は、愛くんにとって大きな影となっています。同じ名前の自分がを幸せになれば、彼にとって何よりの癒しになる。きっと純はそう思ったんじゃないのかな。愛くんを幸せにしたいから、純は待田純になることで相手の荷物を一緒に背負うことを決めたのよ。かっこいいな。

 

婚姻届を出し、引越しもして、あとは「新婚旅行どうしましょう」と愛くん。「それは当分無理」と純は言い、笑い合う2人。なんて幸せ!

(うーわ、こんなとこにも伏線が泣)

 

今週は、結婚式にまつわる楽しいことが多い週でした。 桐野さんが、狭っ苦しい純の家にやってきたりね。サプライズがたくさん。剛が誠に一目惚れしたのも面白だったなぁ。

あと金八と兼末くんとセンター長が奇跡的に揃ったことも一応書いておきましょうね(笑)。

なにより、結婚おめでとう!!

 

先週、今週と結婚についてすごく考えさせられてるのだけれど、本当に本当に相手の幸せのために生きていくことなんてできるのかな。愛はエゴとの戦いだね。もしそれができるなら、そんなに素敵なことはないけど。みな不完全な人間なんだから、迷惑かけあってこそなんだろうけれどね。このテーマはまだまだ続きます。そのために純はブライダルへ異動したわけだし。

 

それにしても、こんなにロマンチックな本を書く遊川さんは、最強に真っ直ぐな人よね。だって、週の終わりにこんなナレーションいれちゃうんだよ。真っ直ぐ過ぎて泣けちゃうよ。

おじぃ、この頃考えるんだ、私たちダメな人間が、地球とか自然に誇れるものってなんだろうって。きっとそれはひとつしかなくて。

一生愛し合っていくことなんじゃないかな。

 

純と愛 完全版 DVD-BOX1

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