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お出かけ手帳

誤字脱字病。書いては直す人生。

『純と愛』 第8週 まもってあげたい 後半

テレビドラマ 純と愛
☆ネタバレしています☆
 
続き!

迫り来るストーカー
さて、ストーカーのお話に戻りまして。

はじめ純は、ストーカーの怖さを深刻に受け取っていなかったフシがあります。一度は付き合ってたんだし、彼女を不幸にするようなことはしないだろうって。純は性善説で生きているからね。
怖い顔で拒絶する新婦さんと悪い人に見えない元カレ、どっちの言い分が正しいんだろうとすら思ってしまう。
 
でも自分がストーキングされて、その怖さを知るんです。

だいたい結婚式騒動の次の日にオオサキに来て、「式場を予約したい。あなたと結婚します」って、いきなり怖過ぎるよ。純が「結婚している」と言ってもお構いなし。「話せばわかる」が全く通じないんです。
 
家の前で花束持って待ち伏せ。会社に「殺す」の脅迫メール。口コミサイトには中傷投稿。最終的には実力行使、つまり暴力。
ストーカーの嫌がらせ描写は、茶化すことなく扱っていたと思います。実際に被害に遭われている方もいるわけですから。
純も青ざめるほど怖がる。
 
「なんでストーカーなんてするんですかね 。相手がどんだけ傷つくかって考えれば、絶対そんなことできないはずなのに」っていう純のセリフがあるんですが、ストーカーの問題は正にそこなんですよね。自分の気持ちだけで、相手がどう思うか考えもしない。妄想の中に生きていて、現実を見てくれないんです。
 
でも考えみると、純ちゃんも自分の意見をよく他人に押し付けてるんですよ。自分の正しさを譲らない。そのせいで、今まで幾度となくトラブルがありました。
 
「私はただ、あのお客さんがフラれて死にそうな顔してたから、励ましたかっただけなんです」と言う純に、桐野さんは冷たく言い放ちます。
お客様を友達か何かと勘違いしているんじゃないの、あなた。そういう人の心にずけずけ入っていくやり方が、相手にとってはハタ迷惑だったり誤解を生むことをいい加減学んだら?
 
もちろんストーカーは犯罪行為ですので安易に比べてはいけないけれど、純には相手の立場に立つ、という配慮が足りないところがある。お節介と分かってても、黙っていられないんです。それが、今回最悪な形で裏目に出てしまいました。純にも学ばなくてはいけないことがあるのです。

 
どうする いとし
愛くんはストーカー話が出た当初から、純を心配していました。でも、最初は本当に心配しているだけなの。「気をつけて下さいよ」とか不安げに言うだけ。
ストーカーが家まで押しかけて来たときに彼の本性を見て、「これはまずいな」と感じてはいるんですけれどね。
 
愛くんは人と接することが極度に苦手ですから、接するどころか人と争うなんて簡単にできないんです。純にも以前「何故戦わないんだ」となじられたことがありました。
 
水野さんに「もし純が襲われたら、お前どうすんの?守れんのかよ、人の顔もロクに見れねえくせに」と言われても、愛くんは何も言い返せない。
ストーカーにすら「こんな情けない男、俺のほう全然いい」って言われてしまう(苦笑)。
 
やっぱりふがいないですよ、コレは。
愛くんは「純が自分らしくいられるために何だってする」と言ったけど、そこには自分自身が苦手としていることも含まれているのです。得意なことだけして尽くしていればいい、という訳にはいかない。
ここから少しずつ、愛くんは動き出すようなんですが…。
 
 
一方、純はどうかと言うと、愛くんに「どうにかしてほしい」とか「守ってもらたいたい」っていう気持ちは全然ない。たぶんそういう発想自体ない。
以前愛くんを無理やり外に出そうとして傷つけてしまったこともあるし、純は今の愛くんを「こんないい男、世界に一人しかいない!」って思っています。
 
だからこそ、愛くんには心配かけまいと「こんなのへっちゃら」とか、「私がぶっとばす」とか強がるし、怖がっている自分からも目をそらそうとします。でもストーカー行為はどんどんエスカレートしていくばかりで、内心震えてるわけです。
 
そんな時に最悪の事件が。 
 
純がストーカー野郎に襲われてしまいます。オオサキのエレベーターでいきなり口ふさがれてね、地下駐車場に引きずり出されて。本当に怖かった。
 
その日はまぁ、都合よくwオオサキに愛くんがいまして(純が心配で職場までこっそりつけてきた)、でもできるのはちょっと足止めして時間稼ぎをするくらい。「純さん逃げて」としか言えない。ストーカーは体もでかいし(ストーカー灰田役は中村昌也さんが演じられてます。身長192cmだってよ…)、すぐに投げ飛ばされてしまいます。
 
「あなたの気持ちはわかります。両親や恋人に想いが届かなくて淋しい思いをしてきたかもしれませんけど、もうやめてください。本当の自分をわかってもらったつもりになったかもしれませんけど、純さんはただあなたに笑顔になってもらいたかっただけで…」
愛くんは必死に説得するけど、この人には話が通じないのだよ。
 
「あんたが悪いんだ、僕を誘惑するから」 
純に馬乗りになるストーカー。
間一髪で純を助けたのは、水野さんでした。水野さんは、学生時代に柔道やってたらしく強いんだ、これが。ストーカーは連行されました。
 
ストーカーから逃げる途中、足を挫いた純。医務室で手当を受けます。
「全然大丈夫です!」って無理して元気に言うけど、本当は震えが止まらない。そりゃそうだよ。馬乗りだよ。
愛くんは、水野さんにお礼を言うしかありません。
 
これでいいのか、いとし。
 
 
海の上京
ストーカー襲撃事件で、肩を落とし帰宅したふたりに、思わぬ来客がありました。晴海です。一体何をしに来たのか…。
宮古の料理を持ってきたお母ちゃんは、本性をバラされた愛くんを避けつつ、純からストーカー事件の顛末を聞きます。
 
そこへ電話が鳴る。ここのところずっと無言電話が続いていたので、緊張が走ります。
純が電話に出ると「…俺や」。
お父ちゃんでした。今までの無言電話は、愛くんが出ると即切りしてた善行の仕業だったんだね。紛らわしいんだよ。
 
「お母ちゃん、そっちにいないか?」と言う善行。
晴海は「子供たちに会いにいく」の書き置きひとつで、家を出てきていました。
 
「俺と二人っきりになりたくなかったんやないか? 」と問い詰める善行に、「そんなことない」とストーカー事件に話題をさっと変える晴海。
 
善行は愛くんに電話を代わらせ、激怒です。 
「この前会うたときに、偉そうに俺に向かって言うたやろ!あのアホタレ娘命にかえて守りますて言うたやろ!それがなんやこのザマは!」
 
相変わらず屈折した娘への愛情表現を見せる善行。愛くんは「すみません…」としか言えません。でも本当にその通りだよ、お父ちゃん。
 
一緒に聞いていた純は、「愛くんは全然悪くない!」と受話器を奪い言い返しますが、「亭主とノボせ上がって、自業自得や!」
結局また親子喧嘩…。でも桐野さんに言われたことに、ちょっと通じていたりもします。
 
 
色んなことが不安で…
晴海を見送る純。
「お母ちゃん大丈夫?本当はさ、家出してきたんじゃないの?」
またも「そんなことないよ」と言う晴海。 
善行からの無言電話は何日もかけてあったし、やっぱり家出してたんだよお母ちゃんは。晴海が否定する時は、だいたい嘘ついてるんだよ。
 
「ただ、この頃色んなことが不安で…。それに正も剛もいなくなって、お父さんと二人っきりでうちにいると何か寂しくて」
「お母ちゃんさ、愛くんが言ってたみたいにお父ちゃんと結婚したのは間違いだったって思ってるんじゃないの?」
「違うよ」 
「じゃあ、なんでそんなに悩んでるの?」
 
戸惑いを隠せない晴海。答えに困り、またも話題をすり替えます。
 
 「あんたこそ大丈夫なの?愛さんと結婚して。
私はやっぱりあんたが愛さんと結婚したの間違いだと思う。あの人と結婚してもあんたが幸せになれるとはどうしても思わないよ。今のあんたを見てるとそんな気がするよ。ごめんね。」
 
この晴海さんは切ないですよ。
「色んなことが不安で、寂しい」っていうのは、数少ないお母ちゃんの本音だと思います。旦那に言いたいことも言えずにずっと我慢ばかり。生きがいだった子供たちも、遠くへ言ってしまった。私の人生って一体なんだたんだろう。どこで間違ってしまったんだろう。
もちろん、晴海がもっと自分を強く持つ勇気があれば、って言うこともできるけれど、晴海のように我慢して生きているお母さんが、世の中にどれほどいることか。
 
娘の結婚を祝えないなんて、いま相当苦しいんだろうね。(確かに、完全無職の男と結婚して喜ぶ親はいないだろうけど笑。ストーカーにもあってるし)。自分の人生をちゃんと自分で選び、愛くんと結婚して幸せな純を、どこか羨んでいるのだと思いますよ。自分はそんな人生を生きてこれなかったから。
晴海の闇は深いです。
善行と晴海がもう少し素直になれれば…。
 
 
「薄く」なってしまう純
ストーカーに襲われて、ますます元気がなくなる純。
あんなに人が大好きな子なのに、お客さんと接するのが怖いんです。
確かに、純の元気で真っ直ぐ過ぎる性格はトラブルのもとなんだけど、そこが純の一番いいところでもある。
その良さが、理不尽な暴力のせいで今にもなくなってしまいそうです。
 
いつもモリモリ食べていたお弁当も、ほとんど残すほど。食卓でも話はかみ合わず、愛くんについツンケンしてしまう。そして自己嫌悪。
 
愛くんはそんな純の顔を、見てくれなくなってしまいました。
「ブレてるっていうか…薄くみえます」と言われてしまう。
 
何なのよ人のことばかにして、と純は怒っちゃうんだけど、自分らしくなくなってるのはわかってる。
でも怖くてどうしたらいいのか、わからないんだよ。
 
ストーカーに追われていた時、純は多恵子にこんなことを言われていました。
これで少しは学習したかしら、世の中には理不尽な恐怖や暴力が蔓延してるってこと。あなたのような無防備で愚かな人間ほど、危険な場所に裸足で出てってガラス踏んで大怪我するの。
本当にその通りなんですよね。純みたいな子が、自分を失わずにこの世界でどう生きたらよいのか。このドラマのテーマそのものだよ。いま純はそれを問われているんですね。
 
 
物語は純が対人恐怖をどう克服するか、そのために愛くんは何ができるのか、ということにシフトしていきます。
 
 
二人を応援する人々
愛くんとまで気まずくなってしまった純。最近、朝起きたらいつもどこかに行っちゃってていないし。不安です。
 
でも愛くんは気まずくてもちゃんと純にお弁当を作ってくれてるんですよね。そぼろごはんでハートだよ。沁みます。
 
それに、ふたりには応援してくれる人もいる。ふたりが上手くいっていた時を思い出させてくれる人たちが。
 
純は剛から電話をもらいます。
純たちの結婚式で皆が揉めてる映像を動画サイトにアップしたら、アクセスが半端ないらしい(笑)。止めてよ!と怒る純ですが…。
 
「俺、お姉のこと見直したんだから。何言われても、自分のこと貫き通すのすごいなって。これからも応援してるからさ。お姉、どんどんトラブル起こしてくれよ(笑)」
 
剛はコメディーリリーフなので、だいたい馬鹿なことをやっているんですが、この子がいてよかったって本当にいつも思うよ。じゃなきゃ、この重さに耐えられそうにない時がある(笑)。しかも剛もだんだんかっこよくなるんですよ、男として。いい子だよ。
 
 
結婚式の自分の映像をみて「ほんのちょっと前の事なのに、自分のことじゃないような気がするのは何故」と思ってしまう純。ちょうど「愛くんを幸せにする」ってタンカ切るところ。
でも、状況は日々変わるんだから、そう感じてもおかしくないのよ。それでいいのよ。
 
純は正とマリアさんにも電話をします。
仲良く例の動画を見ていました。
「二人はいいねえ、仲良くて」
純は思わず言ってしまいます。
すると正は明るくこう返す。
「何言ってるんだよ、お前と愛くんには負けるよ 純。お前たちはやっぱり最高だよ!」
 
 
一方愛くんは純くんのお墓へ。誠と出くわします。

愛くんは純と上手くいかず、誠は母親と上手くいかなくて、純くんに会いたくなったんです。

「今日はなんだか臭いで」と言われる愛くん。悩んでるんだなぁ。

純のストーカー騒動を多恵子から聞いていた誠。大丈夫なん純さん?と誠は聞きます。 
あの人が普通の奴みたいに臭くなったら、愛ちゃんのせいやで。また待田純っていう人間が不幸になってもいいん?
 
お墓をじっと見つめる愛くん。
その眼に力が宿り始めます。
 
 
 胸を張れ!
ストーカーの撃退で、水野はここぞとばかりに純に接近していきます。
オオサキの駐車場には、強引に車で送ろうとする水野と、それを断る純の姿が。
 
「やっぱり愛との結婚は考え直したほうがいい。純を守れるのは俺だけ」
 愛くん以外の人を好きになる気はない、と言ってもストーカーよろしく聞く耳をもってもらえない。揉み合うふたり。
 
そこへ「やめてください」と愛くん登場。
「これから毎日純さんを迎え来ようと思って来てみたら、思わぬ状況になっていたので」
今週、いつもより都合いい展開多いね(笑)。 
 
「お前に純守れんのかよ。だったらやってみろよ。俺に勝ったら信じてやるよ、その言葉」
 「頑張ります。」
 
以前は答えられなかった質問に、力強く答える愛くん。売られたケンカを買います。でもやられっぱなしですぐボロボロ。愛くんは息も絶え絶えの中、心配そうに見る純に語りかけます。
 
「純さん、あなたはきっとこれからも、たくさんたくさん損をすると思います。そんな時はあなたの盾になって僕があなたを守りますから。ずっとそのままでいて下さい。」
 
そして思いっきり出したパンチが水野に命中。純は驚く。
 殴っておきながら「ごめんなさい」とすぐ謝り出すのが愛くんらしいわ。
 
水野さんは何も言わずに頷き、いとしの肩を叩く。乱れたジャケットを直し、去っていきます。引き際は男らしい。
 
 「純さん、僕は真っ直ぐにあなたを見ていたいんです。あなたを見れなくなるのは辛いんです。だから胸を張ってください」
純はうつむいてしまいます。怖いんだね。でも愛くんは続ける。
胸を張れ待田純! そのために待田愛は生きてるんだから。
傷だらけの愛くんは笑顔です。
固かった純の表情がかすかに戻る。
 
 
正直、水野さんと愛くんが殴り合いのケンカって、ちょっと少女マンガすぎるんじゃないかって思ったりもするんですが(笑)、愛くんの純を守る決意に説得力を持たせるにはこれしかないのかな、とも思います。
水野さんが背負う「想いが届かない人」は、納得できないっていう気持ちが強くあるけど、やっぱり最後は納得してもらう以外ない。執着を手放してもらうしかないんです。
ストーカーにはそれができなかったけど、水野さんはそれができたっていうことなのかな。そのためのケンカ。
 
水野を殴った時、愛くんはすごい拳を痛がってね。人を殴ったことがない感がよく出ておりました。
 
そして、またしても純と愛くんの絆を深めてしまった水野氏…。
まぁ水野さんは純が好きっていうより、自分の自尊心のためにケンカをしてますからね。「お前さえいなければ、俺はずっと1番で、純とも付き合ってた」とか言っちゃってさ。 2人は高校の同級生であり、水野は愛くんにコンプレックスを感じていたんだろうな…。でも去って行く姿はカッコよかった。負けを認める男はカッコいいです。
 
 
早朝。 
最近、朝どこかにコソコソ行っていた愛くん。純を守るために、公園で一人トレーニングをしていたことが明かされます。
「強くなりますから、俺」と宣言する愛くん。
 
純はこれで少し安心したんじゃないかな。結婚式の式の準備でケンカばかりのカップルに、勇気を出して声をかけます。もとは純の担当で、本当はずっと声をかけたかったけど、人と接するのが怖いから見ないようにしていたカップルでした。
 
「いい加減にしたら?自分たちがどれだけ幸せかわかってるんですか?世の中には好きな人と結婚できなくて辛い思いをしてる人がたくさんいるのに!」
 
純もストーカー事件があって、自分と立場の違う人々に思いをはせることが少しできるようになったみたいです。彼女もまた、少し成長しました。 
お客さんに説教しつつ(笑)、純はまた元気に仕事を始めます。
 
そして、そんな純を見て微笑む桐野さん。
富士子が笑ったよ泣!
 
あたしもう自分に負けるのだけはやめる。勇気を失うことは自分を失うことだから。美味しいお弁当と、ピッカピカの靴と、この温もりがあればどんなに辛いことがあっても乗り越えられるから。
手をつなぎ愛くんにくっついて寝る純。
 
 
と言いながら、これからも純は何度もこの気持ちが揺らぎます。最終週までね。愛くんだってそうです。でもそれでいいんだよ。それが生きてるってことだと、私は思います。
 
  
今週のお話は何だったの?
この週は、見ていてちょっとわかりずらいです。
「ストーカーに追いかけられて、純が今までの自分に自信がなくなっていく」っていうのが大筋で、そういう描写が多く占められているんですが、この週でやりたかったのは純のことよりも、愛くんに心を動かさせることです。タイトル通り。
 
でも、愛くんは最後の方まで、黙って様子を見てたり、考えてたり、よくわからないんですよ。だからこそ、水野対決まさかの勝利!っていうのが効くんでしょうけれども。
 
たぶん今週の彼はずっと葛藤していたんだと思うんです。純のために強くならなきゃいけないのはわかっている。でも、自分に戦うことはできるんだろうか。
 
ストーカーに襲撃される前からトレーニングは始めてたみたいだけど(たぶん水野さんに「守れんのかよ」と言われたのがきっかけ。あぁ水野…)、結局自分一人では守ることもできず。
 
純とも変な感じになって心が折れそうな時に、力になったのはお墓での誠の一言ですよね。また純が不幸になっていいのかっていう。
 
愛くんは自分が何のために生きているのか、思い出す。それは純を幸せにするためです。そのままの純を守るためです。大事な人のために自分を捨ててでも変わることが必要な時がある。愛くんは自分の殻をひとつ破ったのです。
 
純が今回元気がなくなるのは、純のせいではないし、あんな目にあって元気がなくなるのは当然だと思います。
その心を癒す為には、人を強く信頼することが必要で、それは夫である愛くんがその相手になるべきなのです。暴力に負けそうな時は、やはり肉体的な強さは大きな安心に繋がる。いくら純が男らしくても、本物の男には敵わない。
 
 
愛くんは純の庇護のもとに生活を始めたりして、やっぱりちょっと甘えがありました。
純も愛くんさえいれば、と思っていたけど、自分の気持ちがしっかりしないと、二人の関係は成り立たないとわかる。
 
相手だけでもだめ、自分だけでもダメ。相手と自分に気持ちを行き来させながら、少しずつ関係性を太くしていくしかないのだね。
今週は純と愛くんが、共依存的でなく、独立した人間同士が一緒に生きていくんだっていうところに着地したのかな。
 
夫婦って難しいね。
だからこそ、晴海の家出の話が今週出てきたんだろうなぁ。
 
今迄で今週が一番難しかった。今もよくわかってないのかも…。
この水野さんの扱いどうなのよ…とか思ってしまったりもするし。
水野さんと純と愛くんの抱える事情が集約されすぎていて、問題をわけて考えないとただのドタバタになっちゃう。映像でみるとあっという間の出来事で、すーっと過ぎていくんですけどね。
 
とりあえず、愛くんが外に出ていくきっかけができたのが一番の収穫ね。
 
すごい大事な週なのに消化しきれず!でも前に進みます。
 
 
繰り返される朝
今週は何度も朝起きるシーンと夜眠るシーンが繰り返されました。これって毎日が過ぎている、二人の日常が始まっているということですよね。この週の終わりも眠るところだし、また明日はやってくる。二人の生活が本当に始まったんです。
 
週の初めには、二人の出会いから結婚までの回想シーンがしっかりあり、最後には純も愛くんも新たな決意を見せて、純が感じたように最終回感が漂っています。
 
これってきっと、二人の関係作りとしての物語に区切りがついたってことですよね。
 
実際、来週からは純の仕事に重点を置いた物語が当面続きます。純は「まほうのくに」のようなホテルを作るのが夢ですから。最近プライベートが激動だったから忘れがちだったけど(笑)、そっちも大事なのですよ。
 
 
これでDVDボックスのⅠも終わり!
やっと3分の1が過ぎました。
まだまだこれからだよ、本当に…。
色々あるよ、本当に…。
 
でもね、どんなことがあってもこれは希望の物語だから。ハッピーなことばかりというわけではなくて、ハッピーじゃない時にどう希望を持つか、という意味においての。
それを忘れないようにしないと、物語の意図をどんどん見失ってしまう(それぐらい辛い展開が待っている)。
 
 

 

純と愛 完全版 DVD-BOX1

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