大晦日…。
うそだろ…。
29日に仕事を納めまして、なんとか『麗~』の続きとこの記事を両方アップできれば…とあくせくしましたがちょっと無理っぽいので、こちらのネタを今年最後のエントリーとさせていただきます。
今年は思いがけず色んな方にこのブログを読んで頂き、またお声がけ、励ましなども頂きまして、本当に有り難い一年でした。ありがとうございました。
また、それもこれも『麗~/月の恋人』という素晴らしいドラマがあってこそですので、そんな作品を作ってくださった方々にも感謝です。韓国放映から1年経ってますからね。それでも全く色あせない面白さ。
って思うくらいならさっさと最終回分までアップしなさいよ、って自分でも思うのですが、色々うまくいかないもんです苦笑。お正月休み中に1回アップして(追記:間に合いませんでしたすみません汗)、そのあと2回で終わらせる予定(ほんとにあくまで予定)です。日本放送もかなり落ち着いてしまいましたので、あんまり需要はないかな笑。もし読んでくださる方がいたら嬉しいです。
皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。
来年も当ブログをよろしくお願いいたします。
という訳で、物凄く今さらなのですが、わたくし今年の8月に映画『青年警察』の舞台挨拶へ行っておりました。ほんっと楽しかった…。2017年で一番楽しかった…。
『青年警察』は来たる2018年3月24日に『ミッドナイト・ランナー』というタイトルでの日本公開も決まりましたので(ありがとうございます!!)、色々忘れちゃう前にここに記録しておこうかと思います。このネタをすぐに書けなかったのが、今年の心残りのひとつだったんですよね。
以下、韓国芸能ファンのあいだでは当たり前(もしくは間違ってる?)なことを書いてるかと思いますが、個人の備忘録的な感じで失礼します!
いえね、元々は「青年警察、早めに劇場で見れたらいいなー」くらいの気持ちで、自分の夏休みに合わせて航空券を予約してたのです。その時点では、まだ公開日もはっきり決まってなかったので、もしかしたら映画本編も見れるかわからなかったんですが、とにかく韓国に行きたかった笑。
で、公開日も決まって「あぁ劇場で見られる…ありがた…」と思ってたら、なんと滞在中に舞台挨拶があるというではないですか!
それが8月15日だったので(韓国は復光節で祝日)、胸にキリっと刺さるものを感じつつも、静かに私のテンションはあがりました。ファン歴約1年にして(去年の夏よりドハマり中)、私…カン・ハヌル氏に会えてしまうの…!!??
しかし。
舞台挨拶ってどうすれば見られるのでしょう?
行きたいと思えば行けるものなの?
日本の舞台挨拶だって行ったことないのに…。
さっそく調べてみると、基本的には普通の映画のチケットと同じく、舞台挨拶をする映画館・時間のチケットを押さえればいい、ということわかりました。
だけど、韓国外に住んでいる者にとっては、それがものすごく難しい。韓国のクレジットカードか外国人登録証を持っていないと、ネット予約できないらしく…。
となると、外国人にとってチケットを押さえる方法は「韓国にいる知り合いに頼む」もしくは、「代行業者に手配してもらう」が2大いい方法になるわけですが、社交性もお金もない私には、両方とも全く現実的ではなく…。
ただ、もう一つ最終手段が残っているのです。
それは、舞台挨拶の当日、映画館で直接チケットを買うという方法。
キャンセル分や発券されなかった席を直前に再販売してくれるおかげで、これが案外いけるらしいのです。
何の保証もないけど、(私には)これしかない!!!
直前に発表される舞台挨拶の予定表。映画館名、舞台挨拶がある上映回の時間、本編上映の前か後か、っていうのが書かれていますね。1日に何回あるんだっていう感じですね。俳優さんたちも大変。
という訳で、CGV龍山11時45分~回(上映後の舞台挨拶付き)を目指して、あてもなく出発!!
CGV龍山。 いい具合に行き交う人の顔が全てボケた写真を撮ってました笑。
大型グループのシネコンで、めちゃくちゃお洒落でした!そしてハイテク!!
朝一で乗り込む!!!と意気込んだものの結局早く起きれず、10時くらいに着いたのですが…
なんと2席残っている!!
となれば取り合い必至です!!!
一刻を争いますので、ほどんどパニック状態でチケット購入へ。
そして…チケットを…手に入れたよ…。
なんとかなったという興奮に、一人静かに酔いしれました笑。
ロビー的なところに入ると大きなモニターがあり、上映作品と時間、残席状況が映し出されます。これは私がチケットを買った直後に撮った写真ですが、13:30からの回が1席残ってますね。残席情報は刻々と変わります。12:35回、15:00回は舞台挨拶なしで、この埋まりよう。この勢いで観客動員500万人突破となったのでした。
これは違う映画館(ソウル劇場)のものなんですが、こういうパネル式の販売機があって、チケットを購入できます。対面でももちろんチケットは買えますが、語学力の足りない私が一刻も早く買うならこちらだろう、と判断しパネルを選びました。席の選択、決済、チケット発券まで、すべてこの機械で済んでしまいます。すごいですね。写真が暗いけど、全体を写してるのこれしかなかった汗。
CGV版のパネル。こんなかんじでタッチパネルでチケットの内容を選んでいきます。とにかく時間との戦いでしたので、テンパりながら韓国語画面で購入しましたが、冷静に見たら英語も言語選択できました。あ、でもたとえ日本語があっとたしてもテンパってたと思います笑。これを見ると、舞台挨拶回は売り切れてますね。でもまたポッと席が出たりしてました。
そうして手に入れた席が、こちらです。
遠!!
やっぱりね、何らかのツテがある、もしくはお金を出しても大丈夫な人には、当日飛び込み購入はおススメしません笑(一番後ろの席しか残ってなかった)。
ともあれ。
こちらは映画上映が終わり、皆スマホを手に待機中の景色。緊張が高まります。
(前日に本編は一度見ていたので、安心して気を散らしながら鑑賞しました)
そして、遂に!
監督、ソジュンさん、ハヌルくん、イ・ホジョンさん登場!!
湧き上がる歓声!!!
しかし、遠近感は変わらず。
なんとなく…ファンなら判別できる…と思う笑。
頑張ってカメラをアップにしても、このくらいです。
SNSとかで見る、舞台挨拶の写真の精度たるやですね(カメラがプロ仕様の方を数人お見掛けしました。っていうかプロなんでしょうか)。
本当にありがたや…。
…と、遠さについて先に色々書いてしまいましたが笑、とはいえ初めて直に目撃するハヌルくんですよ!しかもソジュンさんと監督もいる!思ってもいなかったホジョンちゃんまでいるw!
ハヌルくんを見てまず思ったのは、「毎日のように目にしてる人なのに、初めて会う人だな。知ってるけど知らない人だな」でした。
そりゃそうなんですけどね笑。 とにかく距離があるのでね笑、結構冷静でしたね。逆に近くで見たら舞い上がり過ぎて大変なことになってたはずなので、これでよかったのかもしれない。(何故知らない人なのに応援できるかを突き詰めて考えると、自分の心の闇に触れそうなのでやめます…笑)
もちろんハヌルさん、めちゃくちゃ素敵な人でしたよ!そりゃもうかっこよかったです。ソフトな雰囲気でね。いい意味で全然ギラギラしてないの。スタッフの方々に好かれるのも納得です。心にしんとした静けさを持ってる感じがしましたね。スターっぽさはないけれど、やっぱり何かが決定的に違う。そんな印象でした(ファンの勝手な印象)。
で一方ソジュンさんは、すごくスターって感じなんですよ。背筋がすっと伸びててね。ソジュンさんのことドラマを通してしか知らなかったので、余計にクールなカッコよさに驚きました笑。観客の声とかにもすぐ反応して打ち返してて、頭のいいひとなんだなぁって思いましたね。
と、ぼーっとそんなことを考えている間にも、ひとりずつ挨拶&プレゼント抽選という構成は過ぎてゆき、あっという間にみな去って行ってしまった…。舞台挨拶、一瞬すぎる。
写真も動画もろくなものが取れず、かといって目に焼きつけることもできず…。
何にも集中できなかったわ。
ハヌルくんを見れて超嬉しかったけど、この5分10分は一体なんだったのか。
このままじゃ、終われない。
というわけで同じ日、COEXというモールの中にある映画館メガボックス16:50回へ私は向かいました。
地下鉄!!駅からも歩く!!本当は出待ちか入待ちみたいなこともしてみたかったけど、どこで待てばいいのかわからず断念。雨降ってたし。
そして、チケットはこれまたなんとか取れたのでした。妙に運はあるんだな…。
今回は一番後ろの席ではありませんが、劇場自体が大きかったので、またもや距離感は否めず。やや近づいたか…?
やっぱり遠い笑。今気づいたけど、司会もずっと同じ方だったの…?(本当に今更)
今度は上映の前の舞台挨拶です。
もう、写真だ動画だ、と欲張るのはやめよう。
しっかり目に焼き付けよう。
と思いつつ、記録したい欲には勝てず笑、結局写真も動画も撮ってしまいました。
遠すぎてタグをつけるの気が引けるんですが笑…。今年の私のハイライトでした。映画も舞台挨拶も本当に楽しかったです!#青年警察 #ミッドナイトランナー #박서준 #강하늘 #パクソジュン #カンハヌル #parkseojun #kanghaneul pic.twitter.com/gs1g5kI545
— odekake (@odekaketecho) 2017年12月30日
で、もうこれは完全なファンの勘違いなんですが、ちょハヌルくん、このスマホに手を振ってくれている…??それとも、後ろの席の子に向かって…??(そうだよ笑)
私の心臓は、その日一番の高鳴りを見せました。
しかし、この後につづく動画はブレブレに…。
何故なら、若い女性が近づいてきて、「(彼氏と隣同士で座りたいから)席をつめてくれませんか?」みたいな感じで話し掛けられましてね(遠い目)。
いや、私の両隣空いてたから、そう言うのもわかるんですよ(席を選ぶときは両隣とも空いていなかったのに…)。っていうか、喜んで席はお譲りしますよ。
でも…今じゃないよね…?
せめて2分後だよね?
今、ソジュンさん舞台で挨拶してる最中だよね??
お嬢さん達にも事情はあるでしょうけどさ、でもやっぱ今じゃないよね泣???
そんな出来事がありました笑。
いえ、あのカップルが映画を楽しんでくれたなら、もうそれでいいんです。
今この瞬間も幸せな二人であれ…。
という感じで(?)変な感じで舞台挨拶は終わりました笑。
そして本編を見たのでした(通算3回目)。
ここが見た中では一番大きな劇場で、しかも満員御礼でしたので、観客のリアクションも含めて楽しかったです。こんなに満たされた映画鑑賞っていつぶりかな?って思うくらいでしたよ。
で、これはCGVもそうですが、音響も抜群だし、席もゆったりしてるし、映画を見る環境自体がものすごく整っているんですよね。チケットも日本より安いし。一番高くても1,100円くらいだったかな。割引も色々あるみたいです。
またね、作品自体が何回見ても面白いんですよ。朝鮮族や女性の描き方において物議もありましたが(そしてそれらは大事な問題ではありますが)、それでも優れたエンターテイメント作品と言っていいと思います(※)。バランスもいいし、映画らしい映画です。ごりごり韓国映画っていうより、アメリカ映画っぽい雰囲気もありますね。予習?として『ポリス・アカデミー』を見て行ってのですが、恐らく監督も意識されてたのではないですかね(警察学校モノを作る人なら必ずみてるはず)。かつ、笑いの部分は(こう書くと色んな方面から怒られるかもだけど汗)、初期のクドカン作品の間(ま)に近いものを感じました。ちょっとだけね。この作品のコミカルシーンって、さりげない会話と間が絶妙なのですよ。だから何度でも見たくなる。全体的に「ベタ」なはずなのに、焼き直し感よりも、フレッシュな洗練さがありました。今年は『再審』、『青年警察』、『記憶の夜』の3つがハヌルくんの出演作として公開されましたが、個人的にはこの『青年警察』が一番好きでしたね。見始めてすぐ、「DVD出たら買お」って思いました笑。
(※追記:ただ、やっぱりこの映画で気分を害した人がいるんですよね。エンターテイメントの難しさ。全ての人を満足させることはできないにしても、あの描き方には配慮が足りなかったのかな。そのあたりは3月に字幕付きでしっかり確認したいと思います。)
今年も色々あったけど、仕事嫌すぎて泣いたりしたけど笑、韓国行って映画を見れたし、ハヌルくんも目撃できたし、プラスマイナス考えたら良い一年だったな。
2018年も、楽しみなことを糧にがんばっていこう。
まずは日本での『ミッドナイト・ランナー』公開を楽しみにしたいと思います!!!