お出かけ手帳

誤字脱字病。書いては直す人生。

『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』 第19話でのヨナを見る前に確認しておきたいこと

☆色々とネタバレしています

まずはネタバレなしで見たほうが、圧倒的に面白いです

 

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

ってもうお正月じゃない泣!2月!

お正月休み中アップするとか言いながら全然無理でした大汗。

すみません…。本当すみません…。

 

では、さっそく…。

 

19話②では自分勝手になれなかったウヒについて考えてみたのですが、今回は自分勝手を貫き通したヨンファ(ヨナ)について。

 

…なのですが、19話でのヨンファの展開を見る前に、ヨンファがどういう人かっていうのを先に1エントリー使ってやってみたいと思います(19話分とまとめてやろうとしたけど、字数がヤバいことになったので分けます。無理やり切ったから、いつも以上に読み辛くなっているかも…。あらすじを追ってる方には、また話が進まず申し訳ない汗)。

 

なぜワンクッション入れるかというと、超シリアスな19話の中でもヨンファ(とワンソ)がやっていることっていうのはかなりデリケートでかつ大胆な事柄を含んでいてですね、どう切り込むかっていうのが物凄い難しい。19話は起きていることだけ見るのではなく、なぜそういう選択に到ったのかっていうことを考えることが大事な気がするのですよね。ヨンファがらみだと、18話①でも結構このエントリーに近いことに触れているのですけど、自分の整理のためにここで改めてまとめてみました。何度もヨナシーンを見返して、やっと今になって気づいたところもありました(最終回におけるウクの「今になってわかるのだ」っていうセリフが本当に染みる)。

 

以下、いつものごとく長々と続いていきます。偏った個人の解釈ですのでね、そのあたりどうぞよろしくお願いします(小心者w)。最近、『麗~』のテレビ放送がまた活発化してるようで、ブログ記事が19話の中途半端なところで止まっているのが心苦しかったりもするのですが、本編と合わせて楽しんでいただければ嬉しいです。あっまだ序盤あたりを見ている方で縁あってこのページにたどり着いた方は、是非ヨナに注目して見てみてくださいね。そして、このブログの全般がめちゃくちゃネタバレしているので、まずは事前情報なしに見ると圧倒的に面白いということをお伝えしておきますね…(ネタバレしてて本当にすみません)。

では!

 

 

第1話でウクの感じの悪い妹として登場して以来、感じの悪さが止まらないヨンファ。しかも彼女はただ感じが悪い脇役なのではなく、物語の悲劇の裏に必ずいるといってもいいほどの重要人物です。ヘス冤罪&ウク裏切り&オ尚宮の死(10、11話)、ウン夫妻の死(15、16話)、そして19話でのウク見殺しからヘスとワンソの別離まで。全てヨンファがいてこその展開でした。あぁ、彼女の選択・行動は、いつも誰かを不幸にし、絶望させてしまう。

ただ、ヨンファが極端な行動に出るのは「自分を守るため」なんですよね。ウクが皇帝にならなければ危機だ。契丹に嫁入りしたら危機だ。皇太后の座を得なければ、その地位を守らなければ危機だ。そういう思いに突き動かされて(ほとんど振り回されて)、たとえ誰かが死ぬとわかっていても、自分を守ってしまう。そうしなければ私は死んでしまう。

 

ヨンファには常に緊張と不安と恐れがあります。それは皇女として生まれた宿命とも言えますが、突き詰めていくとその苦しさは普遍的なところにつながっていく。なぜここぞという時に愚かな選択をいつもしてしまうのか。なぜ過剰に人を傷つけ、過剰に自らを守ってしまうのか。なぜ生きづらいのか。

私は今までこのブログで「ヨンファは正直だ」と何度も書いてきていて、それは合っている部分もあるだろうけれど、同時に圧倒的に間違っていました。ヨンファだって嘘をついている。他人にも、自分にも。

 

ヨンファが本当に欲しいもの

ヨンファを語る上で欠かせないのが、「皇位への執着」と「ワンソへの恋心」。ヨンファについては、この二つのテーマが全編を通して描かれています。ただでさえ皇位の両立は難しいうえ、元々ワンソは皇位獲得と縁がないと見なされていたのに。2つの願望は対立しているようにも思えます。ヨンファは、「第4皇子でなくても誰でも、皇位のためになる人に心を寄せます。略奪だろうと身売りだろうと、兄上の役に立たない婚姻をはしません!」とウクに言い放った同じ回で、ワンソに「兄上は私の秤に上がるつもりはありませんか?(私の婚姻相手の候補になりませんか)」と言ったりしてるんですよ(7話)。かなりあべこべなんですよね。

だけど彼女は最後まで両方諦めない。何故なら、ヨンファにとってこの2つの願望には矛盾がなく、その先にある本当に欲しいものにつながっているからです。

それは、自分らしくありのままに生きること。

 

そこで、ちょっと思い出してみたいのが12話です。ウクによりワンヨと人質婚をさせられそうになったヨンファは、それを受け入れられない自分にはっきり気づきます。「兄上の役に立たない婚姻はしない」と豪語し(7話)、なんなら11話でウクに大き過ぎる貸しを作った挙句「この御恩は忘れません」と神妙に頭を下げた彼女でしたが、やっぱり嫌なものは嫌。ヨンファはワンソに求婚します。しかし、それは「ワンヨと婚姻を避けるために別の婚姻が必要」という以上の、本気の愛の告白でした。

 

12話より。ヨンファは真摯に自分の気持ちをワンソへぶつけた。

 

ヨンファ「私と婚姻してください」

ワンソ「(戸惑い)どうもよく聞こえなかったようだが…俺となんだって…?」

ヨンファ「自分がどんな人間か考えてみました。姫として生まれ、陛下や兄弟から愛されました。だけど、物足りなかった。満足できなかったのです。…一族で追い出され気づきました。私には権力が必要だと。満たしてくれる物はただ一つ帝位を手にしたいと」

ワンソ「俺はそんな人間じゃない。俺はお前の望みとは最もかけ離れた者だ」

ヨンファ「わかっております。だから距離を置き続けました。ですが、知らなかったことがありました。私も女人だったのです。兄上をずっと想ってきました。私と兄上は運命の相手です」

 

ここでわかるのは、ヨンファが抱える問題は一族もろとも皇宮を追い出される以前から始まっていた、ということです。「愛されているはずなのに満たされない」。これって彼女の立場から想像するに「ありのままの自分が愛されているわけではなかった」ということだ思うのですよね。愛は与えられるけれども、それは姫として繕った自分に対しての愛なわけで、皇帝の娘だから、ウクの妹だから、良い姫だから(いい子だから)愛される。それでは虚しさが募るばかりです。

 

で、そういういう満たされなさを感じていたヨンファは皇宮を追い出されて、「そうか足りなかったのは権力か」って思うわけです。もともと何か足りないと思っていたところに、圧倒的な力の足りなさで死ぬ思いをしたせいで、心の問題と立場(皇位)の問題が入り交ざってしまう。皇位なしでは、自分はどこでどうなるかもわからないという恐怖。それは、ヨンファが自身の弱さに気づいている、ということでもあります。いざとなれば、自分は徹底的に弱い存在だということを思い知らされる経験をしたのです。だから力が欲しい。

 

そういうわけでヨンファは皇位がめちゃくちゃ欲しくなった。「皇位皇位!!」と肩に力が入りまくり、どんどん感じが悪くなる。厄介なのは、ヨンファは姫だから自分自身で皇位がとれず、兄ウクをプッシュするしかないということ。ウクはそれを重荷に感じながらも、ヨンファの気持ちをしずめることができません。それは、ウクも同じ目に合ってるだけになぜヨンファがそんなに皇位が欲しがるか分かる、ということもあるでしょうけど、なによりヨンファが訴える「皇位が必要な理由」ってかなり正論なんですよね。理屈で反論ができない(だから、ウクは「ワンソが好きなんだろ?」と心の矛盾をツッコむことでしか反論できない)。

けれども、「皇位をとらなければ」という強迫観念にとらわれ、全方位を警戒しながら生きるのは、心を消耗させるばかりです。ウクは妹をほとんど不憫に思い、「もう過去のことは忘れた。母上も忘れた。お前も忘れろ。心穏やかに生きろ」(7話)と諭します(本当はウクも母も忘れてはいませんがその問題はここでは割愛)が、妹は「私が心穏やか生きる道はひとつ、皇帝になってください兄上」。ヨンファは絶対に忘れる気はない。忘れることは彼女にとって死に自ら飛び込んだも同然。そして、やはり皇位と心の問題を一緒に考えています。皇位なしには心穏やかにはなれない。立場が心さえも決める、と思っているのです。

 

ヨンファが自分に気がないワンソにアタックし続ける理由もたぶんこれと同じで、立場を得れば心は後からついてくる、と考えているから。自分の立場が変われば、ワンソの立場が変われば、心は変わる。婚姻をしてしまえば、ワンソは自分を愛する。深く裏切られたことがあるからこそ、よくも悪くも「変わらない心」を信じない。

 

となると、なぜそれほどまでにヨンファはワンソが好きか(当初、皇位獲得は難しいとみなされていたのにも関わらず)、という話になってくるのですが、そこにつながってくるのがヨンファが自ら語っている「満たされなかった」「追い出された」ということのような気がするのです。だからきっと、ヨンファは本気の愛の告白で、この二つを前提として入れている。ワンソが好きだという感情と深く関わっているからです。

 

ヨンファは幼い頃からありのままでいることが許されず期待もされず、何も悪いことをしていないのに追い出された、というか殺されかけたわけですよね。で、よく考えたら、ワンソも同じです。ワンソもまた、幼い頃からありのままでいることが許されず期待もされず、何も悪いことをしていないのに追い出された、というか殺されかけた。

 

さらに言うと、ワンソもヨンファも、ただ追い出されたのではなく、実の親に追い出され捨てられているんですよね。

ワンソが母である皇后ユから追い出された、っていうのはわかりやすい。つらいけどストレート。で、ファンボ家です。彼らを追い出したのは同じく皇后ユ氏ですが(これが既に二人の共通点といえば共通点)、追い出す最終決定権はヨンファやウクの父であり皇帝であったワン・ゴンにありました。つまり、ヨンファもまた親に捨てられたと言えるのです。ウクが「ヘスと婚姻したい」と言った時に、ヨンファは「誰が家族を守るの?あのとき助けてくれる人は誰もいなかった」と、助けなかった豪族の名を連ねますが(10話)、彼女は一番大事な人を挙げていない。ワン・ゴンが助けなかった。ワンソもヨンファもかつて親に捨てられた子どもでした。そして、そのせいで深い人間不信に陥っているという点も同じです。ワンソに母への愛憎があったように、ヨンファには父への愛憎、怒りがある。ヨンファは罪を犯してまで宮を出ていこうとするウクを引き留め、しがみつきましたが、それは命の危機を感じたからだけではなく、この世で最も信じる人物に、また捨てられたくはなかったから。心の危機でもありました。父にされた仕打ちを、今度は兄にされるなんて絶対に絶対に耐えられない。

 

ヨンファの父への憎しみは巧妙にぼやかされながら描かれます。皇帝であるワン・ゴンに対して悪口さえ言えない世界に生きているから、それを表に出すことは許されないんですよね。ワン・ゴンはかつて見捨てた娘に対し「お前が可愛くて仕方ない」的なことを言いつつ宮から遠くへ嫁に行かせようとしますが、ヨンファは決して嫌だとは言わない(5話)。いい子のふりをする。ワン・ゴンを全く信じていないですからね(そりゃ信じるのは無理だよ)。彼女が父親に本音を言うのはワン・ゴンの亡骸に対してだけで、しかも心の中で言っているに過ぎません(13話)。

 

3話でヨンファはワンソの傷を手当しますが、それもまたヨンファの心を深く表していたのかもしれない。だってワンソが「これ(手当て)はお前の仕事ではない」と言ったら、ヨンファは「下の者ができるわけでもないでしょう」と返していて、もちろん目上の人も手当はしませんから、つまりそれは「手当は私にしかできない」「私だけがあなたを癒すことができる」ということだから。そしてヨンファはワンソに癒されたい。

 

ヨンファがワンソに惹かれ「私とあなたは運命の相手だ」とまで言うのは、ワンソの歩んできたままならない人生に、自分自身を重ねて見ているからです。だから、運命。ヨンファはワンソに強い共感があり、また共感を求めています。ワンソなら「私にしかわからない」気持ちを理解してくれるはず。ありのままの私のことがワンソにはきっとわかる。だから、ヨンファは「努力」する。

(ということは、ウクにもワンソに共感するところがあったということです。ワンソがウクの心を脅かすまでの話ですが)

 

そんなヨンファと正反対の人間がいます。そう、ヘスです。

ヘスは「自分らしく生きる」ということを理屈抜きに知っています。ここにいていい、という感覚がちゃんとある。自分で自分を認めている。だから、どこででも生きていける。いきなり高麗の娘になっても、官女になっても、「頑張ります」と本気で思えるし実際に頭角を現します。生きていく術があり、自立しているんですね。ヘスに肩書はいりません。必要以上に恐れることもない。官女になったのだって、皇帝に歯向かったからだし。ヨンファはワン・ゴンに枕作って媚るしかなかったのにね。あぁヨナや…泣。

 

ヨンファはヘスを「不吉だ」と言いますが(12話)、それはヘスの生き方が皇宮の人々に「自分らしく生きていない」ことを気付かせるからでしょう。ヨンファだけでなく、皇宮の人はみな心に満たされなさを抱えている。あのジョンですら、町におりてストリートファイトに勤しんでいた時期があったわけで。だから皇子たちは、自分らしさを貫き自由な心と強さを持っているヘスが好きになってしまう。そして、ヨンファはヘスが羨ましいし憎くてしょうがない。

 

ヘスとヨンファの生き方の違いが、決定的に表現されているのが15話でした。

契丹に送られそうになったヨンファは、ヘスに「ワンソを譲れ」と迫ります。12話でワンソに直接求婚した際「運命なんて信じないしヘスがいるから」と断られているので、今度はヘスに交渉しようとするのです。「婚姻は出宮のための目的だろう?いい相手を見つけてやる」と。しかし言うまでもなく、ヘスは絶対に譲らない。

ヨンファがここでヘスを怒らせたのは、心をないがしろにした物言いだったからかもしれない。強く自分の心を守っているせいで、他者との心の交流はどんどん難しくなっていく。

 

ヘス「皇女様にとって婚姻に目的かもしれませんが、私は違います。あの方は私がいるから幸せで、私はあの方によって自分に価値がある人間だと思えるから婚姻したいのです。皇子様が変わらないなら、私は変りません。先に離れません」

ヨンファ「なぜお前が嫌いなのかよくわかった。お前には感情も婚姻も、幼稚なお遊びだ。生死の問題ではない。変わると言い切るな。皇宮ではそんなことはだれも言わぬ。後悔するだろう。必ずお前を後悔させてやる」(15話)

 

ヘスがここで言っているのは、まさにヨンファが心の底で望んでいる状態です。いえ、きっと根源的に誰もが求めているものでしょう。けれども、それが簡単にできないのが皇宮なのです。裏切りあい、奪い合う場所なのです。命の保証もないのです。なにより、その恐怖に一度囚われてしまうと、そこから逃れることは本当に難しい。

私はこんなに辛い思いをしているというのに。私が間違っているというのなら、この人生は一体なんなのだ。

ヨンファは自分の命と心を守るため、またも他者を犠牲にします。

 

そして18話。ついにヨンファはワンソと婚姻。紆余曲折を経て、夢を叶えたようにも思えました。結婚式でのヨンファは満面の笑みで、不安も恐れも全くない。あぁ、やっとこれで私は私になれる。

だけど、ワンソとの婚姻で得たのは、しょせん肩書だけでした。ワンソはヨンファを全く愛しません。もはや憎まれていさえもいる。皇位を得たのにもかかわらず、心穏やかになれないのはなぜ?満たされないヨンファは次なる行動に出ます。ヘスは特別なんかじゃない。私こそが特別なのだ。ワンソに自分の望みを訴えます。

 

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 ワンソに抱きつくヨンファ(18話)。

ヨンファ「皇后で満足しろと言ったのなら、約束を守らねば。陛下と私は、この高麗で皇室を間に置いた同業者です。陛下は皇位を守り、私は跡継ぎを育てる。私と陛下の息子を、皇帝にしなければなりません」

ワンソ「ならばウクと一族を捨てられるか?兄と家を全て捨て俺の皇后になるというのなら、お前との息子を正胤にしてやろう。お前は皇后と皇太后になれる」(18話)

 

ヨンファはもうワンソにも心の話をしません。ワンソに求めているのは心なのに、ここでやっているのはハッキリ言って性的な誘惑なのに、「同業者になろう。役割を果たそう」と言う。いつも率直なヨンファがストレートな要求を避けています。素直にワンソの心を求めても、もう答えはわかっている。それは12話で既に試したことでした。

ならば、とヨンファは皇位を口実にします。ヨンファにとって皇位と心はつながっている。心を得るために、立場を求めます。立場と肩書ならば私は得ることができる。その役割を担う資格がある。

 

しかし、ヨンファがワンソの心を求めるならば、この要求は絶対にすべきではありませんでした。

ワンソにはヨンファの意図が恐らくわかっている。本当は心を求められているということが。だけど、ヨンファは言葉では皇位しか求めていない。ここでワンソはすごく悪い顔になるんですよね。彼は気づくのです。ということは、本人が「望む通りに」ヨンファには皇位を与えさすればいい、と。心をあげなくてもいい。 ワンソにとって、皇位と心は別物です。ワンソは仮面の男なのです。心はヘスに。皇位だけをヨンファに。そして与えた皇位と引き換えに、ウクを排除することができる。しかも、万が一ヨンファがウクを選んだとしても、それはそれでヨンファに心を与える必要もない。ワンソの心は、どちらにしても守られる。

 

「私の望みは、名誉と認定。そして私の息子が皇位に就くことだ」(17話)という言葉通り、ヨンファはその道を突き進んできました。確かにそれらを全て得れば、高麗一強い女性になれる。だけど、ヨンファの根本の問題は満たされなさであり、立場はそれを解決しません。一族を捨て皇太后になるという選択は、自分を想い守ってくれた家族と断絶し、ワンソから愛される未来の可能性すら失うということ。孤独になるのです。そんな状態で、ありのままになんてなれるのでしょうか。自分らしく素直に生きることはできるのでしょうか。

ヨンファは欲しがるものを間違えています。

 

…ということを前提にいきます笑。

 

あぁ、ヨンファのことを考えれば考えるほど、自分のダメなところを思い知らされてほとんど殴られている気分です笑。かつて「ヨンファとヘスの分断は現代と高麗の分断かも」的なことを書いたことがあり、実際そういうところもあるけれど、ヨンファが抱える問題は実は超今日的。例えば、「立場を得れば心は後からついてくる」っていうこと一つとっても、現代でも結構な数の人が思っていますよね。地位や名誉とまではいかなくても、いい学校や会社に入れば、結婚すれば、子供を持てば、違う場所にいれば…。私を含めた多くの人が、ヨナと同じドツボにハマり苦しんでいます。

 

 <ヨナ関連エントリー

ヨンファの描写って長い20話のなかで点々としているので、まとめて振り返るのがかなり難しいんですよね。ここでも点々となっちゃってるし、しかも全てを網羅出来てるわけではないのですが、よろしければ振り返りの際にご利用ください…。ヨナ重要回は1、3、4、5、7、10、11、12、13、15、17、18話…ってほぼ全部じゃないか…苦笑。

 

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