お出かけ手帳

誤字脱字病。書いては直す人生。

『シーシュポス: The Myth』で確認したいこと

※ラストの内容を含んでいます

 

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こんにちは!

Netflixで配信中の『シーシュポス』を軽い気持ちで見始めたら面白くて、一気見してしまいました。時を超える系の話が好きなんです。

 

ただこの作品、謎が多く、しかも詳しく説明されないまま終わってしまったんですよね。モヤモヤが残るので、この考え方で合ってるのか?ってところを雑に書き殴りました。深く考えてはいません笑。未見の方には不親切な内容です(スミマセン)。詳細わかる方いたら教えて下さい笑。

 

まず確認なんですが、『シグナル』は未来が変わると過去の世界もそれに合わせて修正されたけど(時間の軸は1本)、この作品はループが往復して何通りもあるってことで、まずいいんですよね…?「起きたことは起きたこと」だから、アップロードが未完になっても、それまでアップロードありきで起きた出来事は、あくまで起きたこと…でokですか?じゃないと、めちゃくちゃなことが起こりそう。未来から来て政治家になった人とかは失踪扱いになるのかな?(すでに?が多い)

 

空から降ってきた兄テサン

未来からやってきて上空で飛行機にぶつかった主人公のお兄さんは、そのまま地に落ちて死んでしまい、現在のお兄さんが発見(現場風景の写真を撮った)。現在のお兄さんは自分の死体に触れたことでタイムパラドックスルールにより未来を知った…?で合ってますか?

いつもはそのあとシグマに捕まり時空間へ、国の滅亡を迎えた後、時空感から現実に戻り(アグネス?)、未来から2020へ→墜落死のループ、でいいのか…?カメラのフィルムにテスルとソへの結婚式とか諸々があったけど、一回まえのループで撮った写真ということですよね…?

 

ソへの人生

ドラマの現在のタイムラインで描かれるソへは複数回目のループってことでいいですよね…?

1話で現代に来て早速身を追われ、敵に囲まれてるのに電車の上で何故かたそがれてるのは、これから起きることがある程度わかってるから。手帳の内容がこれから起きるのか…みたいな?

ソンの当たり宝くじの番号は1回目ループではわからなかったはず。複数回目なので、覚えてきた。

 

夢?時空間?

テスルが死に、ソへが消えた後、画面は2人が飛行機に乗っているシーンに。1話の飛行機にもいたクレーマーおじさんもいてテスルも1話と同じ服。この時点では、アップローダーが完成しなかったことで、アップロードがないルートの世界に移ったのかとも思いました(「起きたことは起きたこと」理論でいくと矛盾…?時間軸複数なら可能…?)。隣にいるソへは平和な世界で作られたタイムマシンでやってきたのかな…と(劇中のソへも手帳は書いていたのでなんとかテスルのことは見つけるかな、と希望的観測)。そして、ここで出会い直すのかと…。

 

しかし!

そのあとテスルは、ソへにいきなりしなだれかかるんだよ!!初めて会った他人にはしなだれかからんよ。ここで一気に分からなくなりました笑。

いくらテスルがいけすかない男でも、さすがに知らない女性にしなだれかかってディープな手繋ぎしないだろうから(ソへも受け入れている!)、もうこれは夢…?もしくは二人の魂が時空間で再会したのですか…?

 

アップロードがなければテスルは劇中のような資金援助を受けられないから、ビジネスクラスに乗れないかも、とも思う。でも彼は天才だからシグマがお金を出さなくても、誰かしらがお金を出すだろうし、アップロードも作るのは可能。それなら非シグマ資金でタイムトラベルは可→ソへも現代にも来られる(やはり手帳を頼りにきたのか…?ソへが最後に教会に行く前にしっかり手帳を残したかはわからないけど)。ただ、テスルが無言でソへにしなだれてるので、やっぱ変だよって思っちゃうループに私はいます笑。

 

シグマは不滅?

ソへ父の優しさに触れ回心したシグマ。だが、テスルに対する対抗心と嫉妬心は完全には消えていなかった(これは愛ですか?リプリーですか?)。手にしていた謎の黒手帳にはドラマで描かれた内容が書かれていて、不敵な笑みえも浮かべてたし…。

ソへが手帳を書いていたように、他の誰かが記録を残していてもおかしくない(ソへ父か…?←追記:ソへ父のものみたいです。上着掛けられてたから、と)。シグマが取締局を作ったのも記録を残すためだし、タイムループものでは記録がすごい大事なんでしょうね。お兄さんの写真もそうですね。

もはや核を落とそうという気持ちまではないとしても、テスルにアップローダーを作らせようという野心はあるのでしょうか。ただ、どんな野望があろうと、シグマがテスルぽい見た目になるのは、やっぱり愛だよねって思っちゃった笑。

 

「自分の仕事が悪に支えられていたら?」とか「未来を知るためには過去を見つめなければならない」とか「日頃から周りの人を大切に」とか、面白いテーマが込められていてよかったんですが、一方で「なぜ今それを都合よく持っているの?」「何故それをまだやらないの?」みたいなことが結構ありました(私が理由を気づいてないだけかも笑。飛行機にライターって持ち込めるの?とか普通に思っちゃった。あのカバン、ガムテープも入ってたし、ああいう状況になると知ってたとしか思えない)。あと、みんな取引しすぎ(まぁそこが面白いんだけど)。

 

でも、これだけの話を16話にまとめたのは本当にすごい。その分説明が少なかったけれども、シーズンまたぐよりは全然いいと思いました。

見ながら思い出したのは『LOST』(過去と未来の描き方)『20世紀少年』(ともだち)『天気の子』(好きな人か世界か)『TENET』(逆光はしないけど過去にしか行けない)など。日々のあれこれを忘れて楽しみました!