こんにちは!
2022年はドラマを見るごとにブログを書こう!と思っていたのに、放置したまま9月になってしまいました。このままだと2022年が終わってしまうので、8月までで印象に残ったものを備忘録としてまとめておきます!
韓国ドラマ
『今、私たちの学校は…』2022年
学園ゾンビもの(そんなジャンルあるか?)、ですがサバイバルものとしても面白い。2話前半の壮絶な食堂ワンカット撮影を見るだけでも価値がある。「正直、ティーンの恋愛模様とかは興味ないんだよな…」と思いながら見始めたが、見るにつれティーンがいかに切実に人を想っているかが伝わり、鑑賞後に反省しました。
『未成年裁判』2022年
見ていて辛いけど、良い作品でした。最後が衝撃。
『私の解放日記』2022年
普通の人の切実な毎日を描いていて、これも見ていて辛かった(特に前半)。容姿端麗の姉兄妹が全然輝いていない凄み。リアルな気まづさで、早送りしたくなるシーンがたくさんありました笑。でも、とてもよかったです。エピソードと会話のスケッチの集合体みたいな感じで、『マイ・ディア・ミスター』とはまた違う作風でした。後半の複雑な時間構成も面白かった。愛しかないのよ。
『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』2022年
なんか独特なタッチだなぁ…と思ったけど、よく考えたらオリジナル版もすごい独特なタッチなんですよね。なんか不思議なんだけど、続きが見たくなる笑。
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』2022年
面白かった。両手ばなしに絶賛できない何かがあるけど、それをまだうまく言葉にできない。イビツなところがあるが、そこがこの作品らしいところでもある。
今はBSで『緑豆の花』を見てます(とても良い!)。『シスターズ』と『ナルコの神』に期待。『インサイダー』はいつ配信で観られるのでしょうか。
アメリカドラマ
『オザークへようこそ』2017~22年
『ブレイキング・バッド』2008~13年
『ベター・コール・ソウル』2015~22年
2022年の春夏は何故か麻薬絡みのアメリカドラマを集中的に観ていました。特に『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』がほんっとに面白いのですが、何せ長いのでおすすめしずらいです笑。この3作では『ベター~』が一番好きだけど、『ブレイキング~』あってこその面白さ。心情を映像でしっかり描いていて、とても映画的です。キムというキャラがアメリカドラマの女性キャラの中で一番好きかも。一筋縄ではいかない魅力的な人物。ジミーももちろん良い。人それぞれが背負う人生の課題を乗り越えられるかどうかは、中年以降の生き方にかかっているのかもしれないな、と思った。
日本ドラマ
『拾われた男』2022年
特に前半の日本エピソードが面白かったです。アメリカ編は、アメリカの田舎町に住む人々の描写が一辺倒でやや幼稚な描き方だったので、そこはちょっとハマれませんでした。でも面白かった。
あと『鎌倉殿の13人』は毎週真剣に観ています。最初は全然ハマれなかったんですが、アメリカの麻薬ドラマをいっぱい見て、自分の利害ですぐ人を殺す、という描写に慣れたら(慣れたくない)、一気にこっちにもハマってしまいました。
『石子と羽男』も面白くて観てます。日本社会で実際に起きている問題をしっかり扱っていて、登場人物ひとりひとりに存在感がある。出演者みんないいけど、個人的には特に有村架純さんが輝いていると思う作品。
『六本木クラス』は、オリジナルファンの方は不満かもなと思うんですが、「下手にいじくってつまらなくなるよりは、オリジナルに忠実に作った方がマシ」と思う派なので、けっこうこれはがんばっているのではと思う(上から目線)。役者さん達の気合が伝わる。会長だけは、いろんな意味で違う俳優さんが良かったかな。
10月からは『エルピスー希望、あるいは災いー』が面白そう。
映画
『素晴らしき眺め』2022年/中国
Netflixにて。あまり中国映画は見ないのですが、とても面白かった。テンポのよいエンタメ作品で、テーマも時代と合っている。ベタと言えばベタだけど、世界中の誰が観ても楽しめそう。監督の前作『神の薬じゃない』もよかったけど、こっちの方が好き。監督の映画愛が詰め込まれている感じ。
『モガディシュ 脱出までの14日間』2021年/韓国
面白かった!撮影、セット、民衆の演技演出が素晴らしく、臨場感が半端なかったです。もちろん、実話をベースにした物語もよかった。終わり方がとても洗練されていて余韻が残る。
『ベイビー・ブローカー』もよかったし、配信だと『プロミシング・ヤング・ウーマン』や『コーダ』が印象に残っています。
『トップ・ガン マーヴェリック』も面白いっちゃ面白いんだけど、映画っていう以上にトム・クルーズな作品だった。でもトムが言いたいことは分かった笑。
あまり映画は観れていないので、後半でどれだけ観られるかな。
小説
『三体』2008年
『三体Ⅱ:暗黒森林』2008年
『三体Ⅲ:死神永生』2010年
あと、この夏は小説、『三体』シリーズ(劉慈欣 著)をオーディブルでずっと聞いてました。3部作で全5冊の、ファーストコンタクト系SF巨編。女性の描き方が気に食わないのを差っ引いてもめちゃくちゃに面白かったです。
怖がりなのでSFはなるべく避けて生きてきたのですが、現実世界がめちゃくちゃすぎて陰謀論も溢れかえる昨今なので、まずはちゃんと作家さんが設計してくれた面白い「陰謀論」を読んだ方がいい、と思い、手を出してみました笑。奇想天外な話に対しての免疫をつけたいな、と。
話が進むにつれ作中の中国語由来の固有名詞とかがどんな漢字か知りたくて、結局図書館で本も入手して、最終的にガチガチにハマりました笑。物理の難しい箇所はざっとすっ飛ばして読んでも、全然面白いです(いいのか?)。よく分からなくても、先が見えなくても、ネタバレしないで読んでいくのがおススメ。何度も「まじかよ…!?」ってなりました笑。
「これ、コロナがらみ、戦争がらみで、今の私たちでも同じようなことが起きてるよな…」って感じの箇所も結構あって怖かったです。オバマはどんな気持ちでこれ読んでたの?
Netflixでドラマ化が決定しているそうですが、どう映像化されるのか全く想像がつかないほど壮大すぎる物語。楽しみだな~(全部やるなら10年以上かかるのでは?)。
…そんなこんなで、細々と色々楽しんで過ごした数か月でした。
脱毛症もだいぶおさまり、体調も少しずつ良くなってきているので、好きなことにも楽に取り組めるようになってきたのかもしれません。ブレインフォグが酷い時は本を読むどころか、lineとかも無理でしたからね汗。ドラマとか映画も集中して見るのはきびしかったです。
無理せず、油断せず、健康第一で、残りの2022年も楽しもうと思います!
皆様もお体にお気をつけてお過ごしください!