昨日の夜中に『逃走中』の再放送がやっていて初めて見たんだけど、おもしろいですね。番組をご覧のかたはそんなの知ってるよ、って感じでしょうが…。数年前から時々放送されているのは知ってたんだけど、なぜか興味がわかなかったんです。テレビ好きなのに。まあそれぞれ出会いのタイミングってありますよね。
壮大な鬼ごっこっていうゲーム自体も面白いけれど、興味深かったのはドキュメンタリーとしてのゲームの外側にフィクションの世界があるということ。月に移住した未来人が、グラディエーター的にゲームの運営をしている設定でドラマが進行していて、ゲームはそのなかの現象である、という描かれかたをしているのです。
ドラマに現実が囲われてると、現実自体の存在が危うく思えてきて、夜中に見るにはちょっと怖かった。じゃあもうこの逃げたりなんだりしている芸能人って一体なんなのー?そしてそんな 番組を見ているわたしって??ふしぎふしぎ。
ふだんビデオゲームをやっている人などには割とすっと入れる世界観なのでしょうか。
あと思い出すのは完全フィクションだけど『トゥルーマン・ショウ』。あれリアルでやったら倫理的に本当やばいけど、見せものとしては近いことを結構やってるよねきっと。
入れ子構造で現実と虚構を扱った物語ってたくさんあるよね。今度調べてみよう。
「逃走中」は当初はゲームだけの番組で、途中からドラマ設定が付け加えられたようですが、番組の枠組みとしてとてもおもしろいアイディアだと思いました。
ハンター役の人たいへんだね!
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